けど、いくら考えたって答えなんか出るわけがない。 私自身体験したことないからねっ!! ………それもそれで悲しい。 『……………………なに死んでんの』 「う、わぁぁぁっ!?」 見上げると上には志乃が私のこと覗いていて。 い、いつ部屋に入った!? 全く気づかなかったよ!?!? 「なな、どーしたの?」 顔が死んでるよ……? 『…………奏太と帰ったの?』 志乃は怒ってるわけもなく、静かに私を見ていた。