『おはよ~、志穂。 あれ?目、赤くない??』 志乃がキョトンとした顔で、首を傾げた。 目、赤い?! 「い、いや!! 決してはずくて眠れなかったとかじゃないから!!」 『あ、うん。恥ずかしかったんだね?』 自爆してしまうほど、緊張してるらしい。 『じゃあ、私は行くね』 「うん、いってらっしゃい」 そうして志乃は家を出た。