ピピッという目覚ましを思いっきり叩いた。 危うく壊すところだった……。 「………眠れなかった……」 眠ったはずなのに、眠れた気がしない。 …………まだ、昨日のことが嘘だったように感じる。 いや、蒼の告白にOKしたのは私じゃないか。 いや、だって……うん。 勝手に私は自己解釈した。