「ちいちゃん、起きてー」
「ん...」
ママに体を揺らされ起こされた。
すぐにケータイを確認してみたものの
藤井さんからの着信はない。
でも藤井さんみたいなタイプの人って
約束とか覚えてなさそうだし、
私の存在もそこまでだったってことで、
別に気にしなくていっか。
ちょっと気分は落ちたけど
いちいち気にしてるのもバカみたい。
考えるの、やめよう。
今日も学校には行かず、
部屋でだらっと過ごしている。
気づけばもう昼前。
藤井さんから連絡もこないし、
なんか、憂鬱。
ー藤井 悠馬からの着信ですー
で、電話...。また不意打ちすぎて
びっくりしつつもすぐに電話にでる。
『ほんっとごめん!今起きた!マジごめん!』
「今起きたんですかー?(笑)
大丈夫ですよ、起きられました!」
『マジごめん!ほんっとごめんなー...
起こすって言ったのにな。
今度お詫びするし!呑みにでも行こう』
「行きたいです!」
『じゃあ決まり!本当ごめんな!』
「いえいえ!」
なんだ、覚えてたんだ。
忘れられてなくてよかった。
ちゃっかり呑みにも行けるし。
なんか嬉しいな。
でも、彼女がいるんだよね。
早く別れちゃえばいいのに、
なんて言えないよね。
ていうか、好きじゃないし。
年上の先輩だから、
かっこよくみえるだけだよ。
「ん...」
ママに体を揺らされ起こされた。
すぐにケータイを確認してみたものの
藤井さんからの着信はない。
でも藤井さんみたいなタイプの人って
約束とか覚えてなさそうだし、
私の存在もそこまでだったってことで、
別に気にしなくていっか。
ちょっと気分は落ちたけど
いちいち気にしてるのもバカみたい。
考えるの、やめよう。
今日も学校には行かず、
部屋でだらっと過ごしている。
気づけばもう昼前。
藤井さんから連絡もこないし、
なんか、憂鬱。
ー藤井 悠馬からの着信ですー
で、電話...。また不意打ちすぎて
びっくりしつつもすぐに電話にでる。
『ほんっとごめん!今起きた!マジごめん!』
「今起きたんですかー?(笑)
大丈夫ですよ、起きられました!」
『マジごめん!ほんっとごめんなー...
起こすって言ったのにな。
今度お詫びするし!呑みにでも行こう』
「行きたいです!」
『じゃあ決まり!本当ごめんな!』
「いえいえ!」
なんだ、覚えてたんだ。
忘れられてなくてよかった。
ちゃっかり呑みにも行けるし。
なんか嬉しいな。
でも、彼女がいるんだよね。
早く別れちゃえばいいのに、
なんて言えないよね。
ていうか、好きじゃないし。
年上の先輩だから、
かっこよくみえるだけだよ。