さて、前置きが長くなってしまい、すみません!!
でも、まだ、少し続きます。
その後、約2年が経過しました。
その間も、私は、変わらず、小説を書きたいと思っていました。
書きたかったのは、高校生の男の子と女の子が恋をして……という恋愛小説。
書く場を探し、一般のジュニア小説市場を調べ続けましたが、世はなぜか、ファンタジー全盛期でした。
現代モノは、募集すらない新人賞が大半な状況に愕然としました。
学生時代までは、ファンタジー中心に書いていたので、そちらを書くことも考えましたが、どう気持ちを切り替えようとしても、書きたいのは、やはり恋愛小説なんです。
何を書きたいかより、そもそも、書けること自体が既に貴重で、大切なのか?
でも、どうすればいいのか分からず、私は考え続けました。
そして、小説を書く場は見つからないまま、ある日、
もしかして、私が書きたいのは、
『まるで少女マンガのような、甘い甘い恋愛小説かも』
と、気が付きました。
今度は、少女マンガの原作の新人賞がないかを探し始めました。
でも、残念ながら、やっぱり、ありませんでした。