どうしよう。泣いちゃう。







「泣くなよ」



そういって唇を重ねてきた。







え…?



唇を重ねてきた?




「!!」



「ちょ…!はな…ん……」



口を塞がれていて上手く喋れない。ってかとろけそう…


全身が脱力していく中健はしっかりあたしの身体を支えてくれた。





「好き…いや、愛してる」



「あたしも。愛してるよ」




お互いに愛し合った二人はまた唇を重ねた。




夕日に照らされた教室の中で。