「おはよっ!優里に美優。
優里朝のちゅーは?」
「ばかじゃんっ!」
「おはよ、美優」
「おはよ!日向」
また奏多たちは朝からすごいな。
そんなことを思いながら
新しい制服姿の美優に挨拶する。
俺は本郷日向。
親が経済関係の仕事してっから
なんだか金持ちの部類らしい。
こんなんだけど一応幼稚園で
出会った時から美優のことが好きだ。
どこがってきかれたらわかんねーけど
なんか好きになった。
ずっと。今まで告白できなかった。
この関係が壊れるのが怖かったんだ。
でもいつか絶対。
美優を俺のものにする。