「だからさ…

藤井君と住むなんて

有り得ないんだけど。

絶対許せない」


社長は急に真剣な眼差しで私を見つめる。

そんな目で見られたって、

真剣に言われたって、

私にはどうしようもできない。


「社長に…許していただけなくても、

私の気持ちは変わりません」


これが私の本音だから。

もう、私に触れないで。