私が転校して来てから、一週間が過ぎた頃。
ある日の朝
ガラッ
『おっはよーーー!』
……
あれ?
「朝からうるっせーんだよ…」
えっ?
私は空耳かと思い、ひまとかほのもとへ向かった。
『おっはよー!』
ひま「かほいこ…」
かほ「うん…」
「まって!かほ!ひま!」
ひまとかほは教室を出て行ってしまった
。
クスクス…
みんなは笑っていた。
どうして?
私みんなに嫌われるようなことした?
そう考えて机に座っていると、女子の中心的存在の華城亜美(かしろあみ)が私の前まで来た。
そして
あみ「前から思ってたんだけどさぁーあんたうるさいし、邪魔なんだよね。だから、みんなで決めたんだ。あんたをいじめようってね。」
は?
どーゆーこと?
『ひまとかほも、賛成してたってこと?』
あみ「えぇ。笑って面白そうねっていってたわよ。」
あみは、笑いながら言った。
あみ「最初から、あんたは嫌われ者だったってこと。あんたの見方なんていないのよ。」
『嘘だ…』
私は泣いていた。
「なにないてんの?キモいんだけど。」
「ちょーきもーい」
「うちらの前から消えてくんないかなぁ」