「小日向!小日向ぁ!!」


小日向は病院に搬送された。


「小日向...」

あいつがなぜ倒れたのかはまだわかってないらしくって、


「は...る?」


「小日向!!」


目が...さめた


「俺なんでここに...?」



覚えてないのかな...



「ばか!あんた学校の屋上で倒れたんだよ!」



ホント心配して..急に倒れたりなんかして
死ぬんじゃないかって...



「そうか...心配してくれてありがとな」


「私ね、あんたが倒れたとき思ったの」


私...小日向が倒れたとき本当に情けないなって思った


あんたが倒れてるのに私はただ呆然と立ち尽くして


なんにもできなくて、でも未良は違った...


あんたが倒れた瞬間にすぐ動いて小日向!小日向って


ずっと声かけてあげてて本当すごいなっておもった



だから...



「私より未良の方がいいんじゃないかって」


「お前...何言って...」


「私だって嫌だ!でもまた倒れたら?私なんにもできないよ...」


こうでもしなきゃまた倒れたりしたとき


私はあんたの心の支えになってあげられない


迷惑かけるだけで


「本当ばかだよな、お前」


「お前がいてくれるだけでいいんだよ!それに次倒れることなんかさらさらないって!心配しすぎだよ」

小日向はそうやって笑っていってくれたけど

それ信じてもいいんだよね...