放課後...私は校門で待ってた



「遅れてごめんー」


「遅いよ!小日向ー」


「あ、俺今日あそこ行きたい
あの桜の木...」



なんであの桜の木なんだろ...



私たちはあの大きな桜の木にむかった


「さすがこの桜の木いっちばんでかーい」


「ねっ!そうおも...「春...きいて」」



急に真剣な顔で私を見た小日向...


「覚えてる...?ここで約束したの」



「...うん。ずっと一緒にいてって」


「............」



「こ、小日向...?」


「春...愛してる」


「急にどうしたの...?」



「俺のわがまま聞いて...いや約束して欲しい」




「俺のことこの先もずっと忘れないで」



「そんなの当たり前だよ!忘れるわけないよ」



「んじゃ、そのピアス付けてほしい」


急になんでこんなこと言い出したのかわからなかったけど


何かあったことだけはわかった



「ん...似合ってるじゃん」


「小日向...なにがあったの」



「聞かないで...ありがとうな」


写真も撮って



小日向は

ありがとだけ残して今日は帰っていった