小学3年生の冬。
いつも通り、幼なじみの都子と家までの帰り道を歩いていた。
「もうすぐ4年生だね~。」
「そうだな、やっとバスケやれる!!」
「あ、そっか!!勇大バスケのクラブに入るのか~。」
小学4年生から入れる市内のバスケクラブ。
小さい頃からバスケが大好きだった俺は、ずっとクラブチームでバスケをするのを心待にしてた。
「都子は?クラブ入るのか?」
「私?ううん……わかんない。バスケは好きだけど……」
そう言うと、都子は俯いてしまった。
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