そして、2日経った文化祭当日……━━━


「結愛ー、レジー!!」
「あ、悠くん。どうしたの、その着ぐるみ!!」
「あはは、可愛い?」
「うん、可愛い!!出し物なんだっけ?」
「忘れるなよー、俺達も喫茶店って言ったじゃん。まあ、『着ぐるみカフェ』だけど。」
「……悠、すごく、似合ってる……くく……」
「笑うなよレジ!!颯汰ー!!レジが笑ったー!!」

文化祭が始まると、早速悠くん達と遭遇した。

あたし達はというと、首から宣伝のカードを下げて、プラカードを持って廊下を歩いてます。

「あれ、お似合いのカップルじゃん。」
「おー、レジかっこいー!!!!」
「……お前等……くく……よ、よく似合ってる……あはは!!」
「わ、笑うなよレジ!!」

『着ぐるみカフェ』をしてる悠くん達は、みんな既に着ぐるみ姿で、顔しか出ていない。

悠くん、颯汰くん、叶多くんの順番に、クマ、ウサギ、猫。

みんなよく似合ってて、可愛い。