借り物か~、俺そういうの考えるの苦手なんだよな、頭良くないし!!!!
「お、何だ何だー?」
カサッ
「……………………ん?」
『おっとー、バスケ部の足が止まったー!!?』
「は……眼鏡、て。眼鏡持ってる奴いたっけ!!?」
半分パニックのダイちゃんです。
「うーんと、うんと……あ!!いいところに!!!!」
「え……あ、相田くんの、先輩さんです、よね?」
「あいだ……おー、ソーダのことな!!そうそう、俺ソーダの先輩!!」
ソーダの知り合いか!!
ラッキー、これなら話は早いな!!
「突然で悪いけど、眼鏡貸してくれないか?」
「あ、はい……いいですよ。ここにいるんで。」
「おおー、サンキューな!!!!」
ソーダの知り合いから眼鏡を借りた俺はもう全力疾走よ!!
「はいよ、悠!!!!」
「はい!!」
ちょっとソーダに睨まれた……え、何かしたっけ?
とりあえず、ソーダと一緒にあの子のとこへ返しに行こう。