「……何々………は?……“部員”だと?」


部員とは、予想もしていなかったが……

しょうがない、アイツを呼ぶか。

「おい、拓真……」
「何でしょうか、カズくん!!!!」
「……借りられろ。」
「もちろんですとも!!!!ありがとおおおおおお!!!!!!!!」

やれやれ……勇大とミーコはイチャイチャしてるし、レジ達はこれからだ。

マネージャー2人よりは、拓真の方が近いからな。

「うるさい、仕方なくだ……泣くな、鬱陶しい。」
「ああ、そんなカズくんも好き!!」
「……気色悪い。」

そう言いながらも何とか完走。

『男の友情は、あつ~い!!!!』



…………あの放送部員、うるさいな。


とにかく、俺は繋げたぞ。

「もういい、離れろ、拓真……」
「うう、カズくん~」


…………暑苦しいが、まあ、いいか。