あなたの扉は


いつも頑に閉じている

ノックをしても

声をかけても

いつも
いつも


でも

柔らかな春の息吹や
逞しい新緑の営み
雄大な自然の恵みの実り
厳しい白銀の大地


そんなものを感じて


穏やかな微笑みを浮かべる姿を

その向こうに感じるのは

気のせいでしょうか