〜華那 side〜


こんなにも姫華が


大きく見えたことはない。


いつも縮こまって気づかれないように


していた姫華。


それが今では


こんなにも、私を支えてくれている。


守ると誓ってくれた。


翔平は、姫華を。


姫華は、私と翔平を。


わたしは、二人を。