「…………はぁ??」






訳の分からない発言に、灯の声は図らずもひっくり返ってしまった。





汀は新発見をした喜びを抑えきれないように、灯の袖をつかんで揺さぶる。







「ほんとよ、まったく違うの!!



私のおなかなんて、ふにょふにょよ!



ほらほら、触ってみて!!」







灯の堪忍袋の緒は、ぶちりと音を立てて切れ落ちた。







「〜〜〜〜〜この阿呆っ!!



恥じらいを知れっ!!」







手綱を持つ灯の手を掴んで、自分の腹を触らせようとしいる汀の手を、灯は思いっ切りはたいた。