「げっそり…?」


「うん。なんか、その辺を
ひとしきり走ってきたみたいに疲れてる。」



……そんなに……



「…この昼休みに何かあったか?」



また鋭い……


「……うん…ちょっと…」


「何?話してみ?」


「うん。」



あたしは5時間目が始まり、
担当の先生が来るまで、莉生ちゃんに
お昼休みにあったことを話した。