「・・・・・・」



ちゃんとそう答えたのに大和くんは何故か俯いて何かを考えてる。


なにかまずい答え方したかな?



「・・・それってさ、」


うん?


「・・・・・・それはさ、人間としてってこと?


それとも男として?」



大和くんの真剣な目が私に突き刺さる。


人間として?


男として?


それはそらに恋してるのか友達として好きなだけなのかってことだよね?



「そりゃあもちろん人間として、幼馴染みとしてだよ!


だってそらはまおちゃんと付き合ってるから、私がそらのこと好きになるはずないよ!」



ほんとに大和くんは何を言ってるの、と笑いながら言ってもなお突き刺さる私への視線。