「こーら、いれてくれたのは小山さんでしょ?お礼は小山さん。」

英利華がこつっと詩織のおでこを軽く叩いた。

「そっか!
小山さん、ありがとうございます‼」

「いいのよ!こういうのはマネージャーの仕事だからね!」

机においてあるミルクと角砂糖を1個ずついれて

「いただきます。」

と言ってコーヒーを口に流した。