「っはぁ〜…よかったぁ…」

英利華はストンッといすに座り直した。

「よかったですぅ…MYESなくなっちゃったら、詩織はもう終わりですっ!」

下を向いていた詩織も胸に手を当てて、ぱあっと明るい表情で顔を上げた。


すると、由月が首を傾げながら小山さんに質問した。

「ほんとよかった…
でも、なんで小山さん、解散だなんて嘘ついたんですかー?」

「それは置いといてー…
とりあえず真雨は荷物置いて!
他の3人も向こう、座って!」