~理沙side~

チュ

私は滝嶋さんにキスをされた。

それはそれは、優しいキス。終わったらゆっくり唇を離してくれた。

「あっ・・・」

「なに?物足りなかった?もっとしてあげようか?甘っ甘のやつを・・ね」

滝嶋さんは意地悪な顔をしている。

「いじわる・・・」

「ありがとうっ♪」

!!

私はその後、あま~いキスをされた。
「んっ・・・はぁ、はぁ・・・」

こんなんでへばってるのに、どうして余裕そうなの!?
それにっ!恥ずかしいし・・・

「あっ、・・んっ」

私の頭の中は、だんだんボンヤリとしてきていた。

ぷはぁ

私の苦しそうな顔を見て・・・、

「明日はもっと濃厚なのをしてあげなきゃだな」

そう言った。

「いじわる・・・」

私は、泣き虫でカッコ良くて、意地悪な人と彼氏になりました・・・。

まだまだお互い分からないことだらけだけど、これからゆっくり分かり合っていきたいな。