~日向side~

俺は今日は早めに家を出ようと早く起きた。
今、俺は1人暮らしをしている。そのため家事は全部自分でやる。が、どうも料理だけは苦手で・・・いつも弁当などを買って食べている。
今日の弁当はから揚げ弁当。意外と美味い。

でも・・・、誰もいない部屋で食べるのはやっぱ辛い。

「なんか・・・寂しいな」

でも、仕方ないか。
そう思いながら、俺は家をでた。

やっぱり早いと人がいなくていいな~♪
て、なるはずだったのに・・・。

「やーん♪日向君だぁ~♪」

「おはよぉ~♪今日は早いんだねぇ♪」


くそっ!何だって言うんだよ。こいつら一体何時からいるんだ。
早めに出たにもかかわらず、いつもきゃーきゃー言ってる女どもが俺の周りにあちまってくる。


早く出たのに、結局はいつもと同じ時間帯についてしまう。

教室に行くと理沙が友達と喋っていた。


あ、そーいや今日からカレカノか・・・こいつらに見せ付ければもう寄ってくる事はないだろう。てか、やっぱあいつ可愛すぎだろっ!!

反則だっつーの!

てか・・・さっきから何話してんだ?そう思って近ずいてみると・・・

「・・・・・・・日向君って結構危ないね。てかドSだね」

お??俺の話か?てか、もう喋ってんのかよ。

「そうなんだよぅ、もう 私あの人大っキライ!!」

その言葉、頭に永久保存させてもらったぞ。



・・・・・・・・・




友達が俺のほうを見て、理沙のすぐ後ろにいるのが分かったらしく顔がどんどん青ざめて言ってる。

俺は友達に手を振った。

友達は口をパクパクさせながらやっとの思いで出したようだった。

「・・・う、後ろ・・・」

そして、理沙はやっと振り向いた。俺に築いた瞬間、理沙の顔もどんどん青ざめていく。


「・・・あっ・・・」

「おはよう理沙」
俺は笑った、いい顔で。

そんな俺の顔を見たからなのか、理沙はギュッと目を閉じた。

チャーンス☆

俺は、理沙の腕を引っ張った。

「きゃあぁ!」

チュッ

俺は触れるくらいのキスをした。

理沙は・・・固まってる。

《い、いやぁぁぁああああああ!!!》


女子が叫んでいる・・・結構うるさい。でも今はそんな事を思っている暇は無い

俺には言わなきゃいけないけないことがあるんだよ!!


俺は理沙をお姫様抱っこして言った。

「こいつ、俺の彼女だから いじめたら許さないよ?」

《き、きゃぁぁぁああああ!!》

俺はそのまま理沙を抱えたまま、秘密の場所へむかった。

にしても、こいつ軽いなちゃんと飯食ってんのか?