~理沙side~

私は今、すっごーーーく悩んでいる。

理由?そんなの決まってる。

だってデートだよ?悩む事なんて一つだけだよ!!


服!!服なんだよ!

普通だったらワンピとかミニスカとかを着ると思うけどもさ!

わたし、持ってないんです・・・。そうゆーけい。

「うわーーーーーん!!誰か助けてーーー!」

・・・・・・・・・


ピコーン!!


ひらめいたぞ!?


こんなときはーーーーー







「ちょっと何なのよーー私のせっかくの休日を!」

「ううっ・・・スミマセン」

そう、私の大親友!亜美で~す!

サバサバしてるんだけど、実はすっごい可愛い服を沢山持ってるの!

将来はファッションコーディネーターになりたいんだって!

「嘘だよ♪で?どうしたの?」

「実は・・・カクカクシカジカで・・・てなわけなんです。」

「そんなことならもっと早くに言いなさいよ!あ~もう!後1時間しか無いじゃん!即効私の家に行くよ!」


ってな訳で、今は亜美の家にいまーす♪

て言うか、

服の数ハンパナイ!!

「ふえぇぇ~!!」

「ほら!分けわかんないこと言ってないでしたくするよ!」

「は~い」

うわ~可愛い服いっぱいだな~

「理沙!何か着たい服ある?」

「えっと~・・・あ!コレがいい!」

私が選んだのは、しろで少しフリフリしたガーリーなワンピース!

「了解☆」

そして5分も立たないうちに亜美は服に合ったコーディネートをしてくれた。

~20分後~

「わぁ!コレ誰ですか??」

鏡の前にいる私はまるで別人。

「うん!もうちょい時間が欲しかったけど、いい感じ♪」

「ありがとう!!すっごい可愛い!わー!可愛い~」

ナルシストとかじゃなくて本気で可愛い!いやいやほんとに!

「分かったから急ぎな?あと10分だよ?」

「あーーーーー!!!」

「急げ急げー(棒読み)」

「ホントありがとう!この仮はいつか必ず返す!」

「あいよ~」

「いってきまーす!!」

そして、私は亜美の家を後にした。