~日向side~

俺は昨日の出来事を振り返っていた。

・・・・・・。

「やっぱ、俺たち付き合ってんだよな?」

昨日の事が夢のようだった。今でも信じられない。

こんな事を考えている俺は結構乙女っぽいような気もする。
ははは・・・。

・・・そう言えば今日、休日だったな。

つまんねぇ・・・。そうだ理沙を家にでも呼んでみよう!
・・・。図々しいか?
っま、一か八かで送ろう!

~ ~ ~ ~ ~ ~  ~

おい、理沙!

今日暇か?暇だったらメールくれ。







待ってる。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


やっべー。クソ恥ずい・・・

何、柄でもねぇことやってんだ 


ピロリン♪

お!?

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

えっと、暇ですよ?

何かあったんですか?

よかったら、ご相談にのりますよ?


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 


・・・・・・・・・・・おい。

なんだよ、ご相談って。

相談じゃねー。俺たち付き合ってんだから、普通デートとかそう言う事だろ!!

あいつはアホか!?アホなのか!??

そう思いながら俺は返信を打った。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


なら、今から出かけるから準備しとけ。11時までにだからな!

俺がお前んちに行くけど、


遅れたら・・・








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俺はわざとそこで切った。そうすれば多分、あいつは色々考えてくるだろうから・・・

ガッチガチになって来るはずだな・・・。
俺にはその確信があった。

今はまだ9時。

あ~・・・あと2時間もあるじゃねーか。

そんな事も考えながら、俺は準備を始めた。

あいつの真っ赤にしてでて来る顔を楽しみにしながら・・・。