「そっか…大変だったね。」


はぁ…昨日のはなんだったんだろう…?
しかも名前知らないなんて…


教室に向かいながらも私の頭は回り続けている。



けどそれは、見覚えのある顔、ドアの前で誰かを待っている男によってピタリと止まった。



「……!?あ…っ!!」



昨日の…っ!!