「じゃ、また明日ね」 未胡がそう言ったので手を振る。 「じゃね」 「補習頑張れ~」 そう言うと気楽そうに教室を出ていく。 先生どこいっちゃったんだろ。 廊下を覗いてみると、暇そうに箒を持ってる早馬くんと目が合った。 「お、どったの」 「早馬くんこそ…掃除当番?」 「古典の予習忘れた罰」 そう言ってまた困った笑顔。 「奈田は?帰りなよ」 「ううん、私今から補習だから」 そう言うと早馬くんは目を見開く。 「本当にやってたんだ、んなこと」 「本当にやってました」