だってメロンパン好きなんだもん。



「そうそう、で、屋上行かないかなってお友達も一緒に」




「えっ、あたしも?唯が行くなら行くけど…」



涼太は奈実ちゃんも連れて行くみたい。


あたしも行かなければ!



「うーん、行くー!」



そう言うと5人で屋上へ向かって歩き出した。







屋上に着くと気持ちいい風がふいていた。



うーんと伸びをしてはぁーっと息をはく。



そして5人で輪になってすわった。




「俺、瞬っていうんだよろしく!」



「俺は、優雅。まぁ南出は知ってるよな」



…。



あっ、思い出した!



そう思って立ち上がるとみんなに
変な顔されたから慌てて座った。




「あたし、奈実です。唯の友達です。」



そういうと奈実ちゃんはニコニコしてた。