「涼太ばっかずるいって!俺も奈実ちゃんにアタックしようかなぁー」




瞬はなぜか唯の友達の事を知っていた。
瞬の情報網には驚かされる。




「なぁー涼太ー!明日唯ちゃんと奈実ちゃんお昼に誘ってくれよー」





「はぁ!?無理だって!」




「いけるってー!じゃ、頼んだぜ!」





そう言って瞬はルンルンで
部屋を出て行った。



…参ったなぁ。



唯はなんて言うだろう?


まず奈実って子は来てくれるのか?


そもそもなんで俺が誘うことに?


あぁー、わけわかんね。




そんなことを考えながら優雅をみると


「まっ、がんばれよ」



そういって優雅も部屋を出て行った。