「よくできました。」



あたしの頭を撫でながら
微笑む涼太はお兄ちゃんみたいだった。




今日仲良くなったばっかりなのに
なんだか落ち着く感じ。



「じゃ、俺も唯って呼ぼ」



そういわれて少しドキドキするのは
なんでなんだろう?



そのあとはクラスの話や
家の話なんかで盛り上がった。