「岡田さーーん!」
大きな声で呼んで
びっくりした岡田さんはこっちをみた。
「唯ちゃん!?」
すごくびっくりしてるのかな?
顔がちょっと赤い気がする。
「岡田さんもこっちだったんだぁ!」
「ん、うん。つかその〝岡田さん″ってやめて」
「ほぇ?じゃあなんて呼べば…岡田、岡田くん、岡くん???」
なんて呼べばいいかなんて
わからなくて迷ってると
「…涼太…って呼んで」
って言われた。
「うーん、男の子の名前呼び捨てできないから涼太くんは?」
「いや、涼太って呼んでみ?」
とあたしの顔に近づいていうから
ちょっと顔が熱くなって
「り、涼太…」
って呼んじゃった。