唯side


「お待たせー、さぁ奈実ちゃん帰ろー!」



「ん、帰ろっか」


昼休みに岡田さんに連絡した。


やっぱり友達は多い方がいいよね!
楽しいし!



職員室に呼ばれてたあたしは
奈実ちゃんと昇降口で待ち合わせをした。


「で、岡田涼太とはどーよ?」



ニヤニヤと腕を小突いてくる奈実ちゃん。



「うーん、普通にメールしただけ!」




「ふぅーん、まぁなんでも相談してよね!」



相談?なんの??



まぁなんにせよ奈実ちゃんは
頼りになる!



なんだかわからなかったけど
うん!と返事をした。



奈実ちゃんとはいつもの別れ道で
また明日!と手を振った。





すると、少し前にある人を見つけた。