その日はとても練習どころではなかった。 だけど、現実なんてきっとそんな物なんたろう。 どんなに練習を重ねてみたって、良い唄を作ってみたって、結局はそれを評価してくれる人の目に止まるかどうかにかかっている。 彼等がチャンスを与えてくれるのは、売れそうなバンドであり、より個性的で話題性のある若者。 GLANZは、まさにその物だったのかもしれない。