リビングに戻ると、眠そうな目をこすりながら起き上がる遥希がいた。
「おはよっ。ちゃんと眠れた?」
まだ寝ぼけているのか、返事はせずに見つめてくる。
何だか恥ずかしくなって、目をそらしながら、洗濯して乾燥しておいた遥希の着替えを手渡す。
「たぶん、シミにはなってないと思うから。」
「うん。ありがと…。なんかさ、昨日とイメージ違うからビックリした。」
そう言って服を受け取ると、
「てかさ、その方がずっと似合ってる。」
自分の言った言葉に、少し照れたように笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…