「春斗……?」





















今、一瞬、春斗の声が聞こえた気がする。













空耳?













それとも………。


























春斗。












ありがとう。














君はいつでも、私が泣いていると必ず、笑わせてくれたよね。










普段は意地悪で、人のことを子供扱いしてきたりするのに。










なんだかんだ言って、本当はすごく優しくて。










私を笑顔にさせるのが、何よりも得意で。









小さい頃から、そんな君が大好きだったよ。



















もちろん、今も。


















そして、明日も。













一年後も、三年後も、十年後も。


















ずっと先の未来も。


































私はずっと、君に恋をしています。





































END