陣痛が始まって、かなりの時間が経った。 隣には、春斗とママとおばさんがいてくれる。 苦しい…。 私…やっぱり生きられないのかな…。 そう思った途端。 「大崎さん!頭が見えてきましたよ!あと少しです!」 助産師さんの言葉を聞き… 私は、最後の力を出した。