家に帰ったのは、午後5時



冬だから、辺りも真っ暗。




私は部屋の電気もつけず、ただ、突っ立っていた。



その手には、雅への着信画面。



ずっと、このボタンを押すべきが悩んでる。




今日、会って話すべきか。





話し合ったほうがいいんだろうけど...



怖い。



真実が、本当に知るべきものなのか。



そもそも、本当に雅がやったのか。



何も、知りたくない。