ガチャり、と部屋を出る。

気がつくと窓の空とは暗くなっていて、長い間部屋にいたということがわかった。


「ご飯だって。」

ちょうど同じタイミングで隣の部屋から出てきた女の子が声をかけてきた。

確か、あたしの3つ年上だったはず。