冬とまでいかないけどすでに夏は過ぎて風が涼しくなってきた頃だ。


そんな中こんなずぶ濡れで一体何していたんだろう。

おまけに帰ってきた途端、自分は必要ないだのなんのって。


寝顔をじっと見つめると、奈瑠美は苦しそうな顔をしていた。