「ひと部屋ァァァ!?」
「声でけぇ。」

あたしははっとして、口元に手をあてた。
あたしとしたことが。

なんか、この人といるとほんとにあたしじゃなくなりそう。

いやいや、でも今の場面はこうなるよね、普通。
「しょうがないだろ。お前が着替えるときは、俺見ないようにすっから。」