「あ!」

そして、突然声を出す。
「なに?」

あたしが言うと、三枝くんはニコッと笑った。
「いい場所みっけた。」

それからあたしたちはしばらく歩いた。
そして辿り着いたのは一件のビジネスホテルだった。