「あ、そうだ。」
三枝くんが、思いついたように声を上げた。

「何?」
「俺達どこに寝泊まりする?」

…はい?
「何言ってるの?死ぬのに寝泊まりとかいらないでしょ。」

あたしの反論に、三枝くんは驚いた顔をした。