『花凛ちゃんか-。 いい名前だね。 あ。 俺は黒瀬春斗《クロセ ハルト》よろしく』


「! はい!」


「あの、黒瀬先輩はいつもここに?」


『ん? あ-。 たま-にかな。 でも、花凛ちゃんが毎日ここに来るって言うなら、来ようかな?』


「毎日来たら先輩に会えるんですか!?.....来ます。」


『クス、やっぱ面白いね、花凛ちゃん。んじゃ、俺も。』


「はい!」


そんな時、チャイムが鳴った。

『そろそろ戻ろっか。 じゃあ、また明日。』


「はい!」