『…僕、このまま死んじゃうのかな…』
『そんなことないわ。お母さんが絶対に助けてあげる』
『でも、どんどん気分がわるくなってくるよ』
『…きっと治りかけてるからよ。治りかけが一番きついの』
『本当に?』
『…ええ。だから早くおやすみなさい』
『…わかった。…おやすみなさい』
『おやすみ』
『…お母さん?』
『…何?』
『まだ夜なの?』
『…そうよ。気分はどう?』
『…なんだか すごく怖いよ』
『どうして?』
『だって、体はきついし、真っ暗だし。それに、すごく寒いよ』
『大丈夫よ。お母さんがずっとそばにいる』
『本当に?』
『本当よ。約束するわ。だから少し眠りなさい』
『少しって?』
『…ほんの少しよ。次に目が覚めたときには元気になってるわ』
『絶対?』
『ええ。絶対』
『じゃあ おやすみなさい。また明日ね』
『…ええ、おやすみ…』
数時間後…
「おーい!早くゴミを入れろ!」
「わかってますよ!」
「…ん?おい、そこにあるの何だ?」
「へ?あぁ、猫の死体っすね。」
「…しかも親子かよ。面倒くさいな…」
「どうしますか?」
「あとで苦情言われるのも面倒くさいからゴミと一緒に投げ込んどけ」
「…え?でも…」
「でも も けれども もねぇ!あとでとばっちり食うのは俺なんだよ!次があるんだ、さっさとしろ!」
「…わかりました」
・・・・・・・
「…おし!じゃあ次行くぞ!」
「…はい」
えー、まずは本作品を読んでいただき、ありがとうございます!
あとがきを書くのは初めてなので、どう書いていいかわかりませんが、ちょっと この作品について話しておこうと思いまして あとがきを作りました。
この作品はセリフしか ありませんが、それは、読者に想像してほしいからです。
書いてある文章を想像するのは簡単ですが、セリフだけで、その状況を想像するのは難しいです。
だからこそ、私はセリフだけにしたのです。
セリフだけだと、人によって、想像する状況や登場人物の感情が違ってきます。
わたしはその、皆さんが想像した、この作品について、ぜひともコメントしてほしいと思います!
皆さんの目に この作品がどう映ったのか、ぜひ知りたいのです!
無理にとは言いませんが、コメントをお願いします!o(*⌒―⌒*)o