「 なーつきっ 」




この声は、




「 …千陽? 」


「 ぴんぽんぴんぽーーんんんん 」




うわああお久しぶりいいと盛り上がる


千陽とはお泊まり以来会ってなくて、

そろそろ会いたいなーって思っていた頃


彩芽がはてなまーく浮かべながら此方を見てくる




「 あ、こちら千陽。で、こっちは彩芽 」

「 貴女が彩芽…ちゃん?噂は聞いてるようー 」


「 あ、ああ…どうも…。噂って? 」




千陽は一応年上なため彩芽が遠慮がちに聞く




「 この高校で一番可愛い子で有名だよ 」

「」


「 ぶっ…あははははっ 」




沈黙に耐えられず吹き出してしまった


まあね、可愛い子で有名だけどさ(笑)




「 そ、そりゃどうも(笑)」

「 ねえねえ今度、私と那月と3人で遊ぼう!! 」


「 はーい!!!遊ぼう遊ぼう 」




遊ぶ約束をしたところで

体育祭が始まるというアナウンス