そんなこんなで昼食を戴く事になった。
ゲームの中で飯を食うなんて変な感じだが、こんな美少女の手料理が食べられて、しかも家に二人きりというシチュエーションはオイシ過ぎると思うんだな。

「いただきまーす」
――ぱく。
「ごぼふぅっ!!」
クッソ不味!!
何コレ!?何の罰ゲーム!?

「お料理は自信がないんだけど・・・お口に合うかしら?」
そんな大事な事、先に言ってくれ――!!
まぁ言われてても食べたとは思うけど、お口に合う訳ないぃ!!合う人がいたら見てみたいぃ!!

俺は・・・泣いた。