逃げる唇を執拗に追いかけては、奪う。
そうしながら、強引にシャツのボタンに手をかけた。
その下のタンクトップに手を滑り込ませて攻めると、秋彦の体がびくっと震えた。
「や・・・め・・・」
言葉にならない声。
でも抵抗しようとしながらも、感じてくれているのが分かった。
タンクトップを捲りあげると、白い肌が露わになる。
なんて綺麗な・・・。
目を奪われた数秒、秋彦が体を起こした――
「いい加減に――」