私は秋彦を押し倒そうと、両手で彼の肩を押した――
「おわ!?何したいんだよ、お前」
びくともしなかった。
かくなる上は――・・・
「あっ、バカ・・・!」
私はズルい手を使った。
首筋に吸い付いたのだ。
ひるんだ隙に、一気に全体重をかけて押し倒す。
ボフッ。
弾力あるベッドが揺れてスプリングが軋んだ。