どーしよう、もう遅いけどまだちょっと秋彦といたいっていうか話したいというか・・・。
ちらっと秋彦を見上げると、ちょうど目が合った。

「よし、真崎!途中まで送ってって!」
突然ゆずのんに手を引かれて、キョトンとする真崎。

「お二人はごゆっくり~!」
「あ・・・、じゃあまた明日!」
半ば強引な誘導に、挨拶もそこそこに連行されてしまう真崎。

ゆずのん・・・気を利かせてくれたんだ・・・。